USER’S VOICE

お客様の声

海外から多くの患者が受診する再生医療クリニック。医師の声と言葉で患者向けのクリニック・治療案内動画を作成。待ち時間に見てもらうことで説明時間を大幅に短縮し、より治療に必要な診察の時間に充てる。クリニックの満足度と信頼度をあげる活用事例

医療法人幸永会 理事 戸田 章弘様

医療ツーリズムで海外からいらっしゃる患者様へ向けた動画を【英語・中国語・韓国語・ベトナム語】の4カ国語分作成し、大変有効活用されています。待ち時間にクリニックの方針や治療概要をご覧いただくことで、診療前の説明時間を半減させ、より診察に時間をさけるようになったとのことです。また、海外のパートナーとなる再生医療コーディネーターにも動画を共有することで、質の高い情報提供ができるようになった実感をおもちとのこと。医療法人幸永会 理事 戸田 章弘様に、インタビューしてまいりました。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

本日はお時間ありがとうございます。こんにちハローの活用についてお伺いする前に、クリニックの概要をお話いただけますでしょうか。

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

はい、私たち、医療法人幸永会RPT大阪クリニックは、幹細胞を使った再生医療を主としたクリニックです。海外の方にも非常に多くいらしていただいておりまして、当院の西原ドクターは、おそらく日本で一番幹細胞の投与実績が多いと思います。延べ2万件ほどの件数になっています。

私も再生医療に14年くらい携わっており、西原ドクターと2人で、日本で一番信頼されるクリニックになることを目指しています。“細胞”って目に見えないものですので、それこそ海外の方に至っては言語が違うクリニックをどうやって選ぶのかという課題のある中で、日本を選んでいただいて、その中でも東京でも九州でも京都でもなく、大阪を選んでいただいて、その中でも当院を選んでいただくことになりますので、我々としても精一杯、信用できるクリニックであるために、情報提供の面でも満足度を高めていきたいと考えています。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

今回、「こんにちハロー」を活用いただいたきっかけはどのようなことでしたか?
これまでも海外の方向けの対応もされていたと思いますが、どのように違いを感じておられますか?

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

まず、初めてサービスについてお聞きして使おうと思ったのは、やっぱり“動画の訴求力”に期待していたからです。例えば、私たちが海外に行った時のことを想像してください。その際、外国の雑踏の中で、どこからか日本語が耳に入ると、やっぱり反応しますよね。それくらい、音声の力は大きいと思っています。
私たちもこれまで、翻訳した文書や、通訳の方を介した伝え方をしてきましたが、特に医療分野だと通訳の方の知識レベルや経験によって、かなり伝わる内容に差が生まれてしまうと実感してきました。ですので、説明に関しては、動画を使って、誰がやってもクオリティが変わらない、ということを目指したかったのです。その上で、やっぱり字幕とかではなく、母国語で聞こえる、というのは非常に魅力的だな、と思いました。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

ありがとうございます。これまで、多言語の動画は作成されていなかったのですか?

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

これまでは、字幕をつけた動画作成はしたことがあります。ナレーションをつけることも考えましたが、正直なところコストが高くて、手を出していませんでした。
動画作成をプロに頼んで、そこから翻訳でさらに吹き替えとなるとそれなりのコストがかかるので、今回このサービスを利用した理由の一つは、やはりコストが圧倒的に安い、ということですね。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

医療法人として使うことが増えているのは、どの言語ですか?

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

今、一番多いのがまずは中国語ですね。
それから英語、ベトナム語、韓国語、が多いです。
それから台湾もですね。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

今回ご依頼いただいて出来上がってきた動画を見た際の率直な感想をお聞かせください。

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

ただただ驚きました。ただ単にAIが喋ってるのではなくて、話している人間の音声が自動生成されていることにびっくりです。明らかに“西原先生”の声である!と感じました。さらに納品スピードにも驚かされました。ITの力があってこそでしょうか、それでもものすごく早いな、と。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

恐らく、戸田様は、西原先生の声を誰よりも長い時間聞いていらっしゃると思うので驚くほどだったというのはうれしいです。ご本人も、その奥様もびっくりされたとおっしゃっていましたね。

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

特に英語の動画は、完全に本人が話していると思ってる方が多いですね。
「先生、英語お上手ですね」等と言われるほどです。

中国語に関しては、中国人スタッフが、若干若い人の話し方かもしれないと表現していました。間違っているほどではなく、言葉の微妙なニュアンスらしいです。
例えば、若い子が使う擬音語を年配の方は使わない、というような。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

確かに、日本語でも、話される方の年齢によって、表現やセレクトされる言葉は少しずつ異なりますね。貴重なご意見をありがとうございます。

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

とはいうものの、私達のパートナー企業に見せた時には、“伝わらない”ことが一切なく、概ね好感触でした。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

それはよかったです!

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

(メディカルツーリズムで)海外からいらした方に、まずご覧いただくツールとして活用することで、業務効率がすごく上がりました。お待ちいただく間にモニター(iPad)で見ていただいて、最低限のスタートラインの知識を習得いただくことにしています。

そして今、実は、治療毎の説明動画を作っているんですね。それができたら「こんにちハロー」をお願いしようと思っています。そうすると、診察時間を効率的に使えるようになります。あらかじめ説明をご覧になっていただけると、一から「幹細胞とは…」から説明するのではなく、具体的な案内やお困りごとをヒアリングすることに時間をさけるようになります。
具体的な数字で言うと、5分かかる医療の説明を、通訳を介して伝えようとすると、10分かかってしまいます。それが「こんにちハロー」を使うと半分のままですみます。字幕でいいんじゃない?と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、母国語で聴こえてくる・先生の声で聴こえてくるというところで、「しっかり聞いていただける」のです。また、字幕だと動画をじっとみないとダメですが、音声だときく方の疲れ具合も違うと思います。

インバウンドする医療機関ならば「こんにちハロー」による翻訳動画の導入でとても楽になると思います。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

確かに、先生や、コーディネーターさんが毎回ゼロから知識を伝えるのは意外と大変ですよね。

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

そうです、それに、いずれにせよ待ち時間があるので、QRコードを載せた案内を部屋に置いておき、お読みくださいとお伝えすると、スマホでしっかり見て頂けます。言語も選んでご覧いただけるチラシにしました。
通訳の方の到着が遅れていたとしても、「これを見てお待ちください」くらいは翻訳アプリを使えば伝えられるので、有効活用できていると思います。

それから、海外での展示会でも使っています。先日深圳も流しましたし、今度行く北京でも活用する予定です。モニターで動画を流していて、字幕だとサーっと通り過ぎてしまうことが多かったけれど、中国語の音声が聞こえてくると、立ち止まって見てくれます。確実に以前より見入ってくれる人が増えました。きっと私達も、海外に行って市場とかを歩いていて、突然日本語で何か聞こえたら「何?」って思わず振り返りますよね。そうした訴求力の高さがあると思います。

御社に出会ってから、商店街とかを歩いていても「このお店も立て看板やデジタル サイネージにQRコードを貼って、お店の説明動画などを使えばすごく集客できるのに!」と思ってしまうようになりました。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

(笑)ありがとうございます。
すごく有効活用いただいていることが伝わります。

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

やはり、誰がやっても同じことはAIにやってもらって工数を削減し、必要なところ、例えば患者さんがどういう不安を抱えているか、ドクターとしてそれに対してどう応えるか、聴診器を当ててあげる、結果、安心させてあげられるか、というところが大事なのでそうしたところに時間が割きたいです。それは、ITではできないですし。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

確かにそうですね。

医療法人幸永会 戸田理事医療法人幸永会
戸田理事

そうやって、対応の優先度を明確にしていくことが、クリニックの満足度・売上に反映していくと思います。

海外からの患者様受け入れにあたっては、パートナー契約を結んだ再生医療コーディネーターに活躍していただいていますが、ミスリードするような案内をする事がないよう、しっかりと研修を行っています。言語の壁は過大広告や悪気なく誤った情報の流布を行ってしまうパートナーを生みかねないのが課題です。
その点、動画を作成し母国語で聞いてもらうことで可能な限りの伝達ミスを無くすことが期待できます。これは強力なツールだと考えます。

こんにちハロー早見こんにちハロー
早見

有効活用いただいている様子がわかりました。
ありがとうございました。